【連載マンガ】にほん酒学園! 〜日本酒とは 〜 第2話

にほん酒学園!第2話

とじ先生
最初に言っておくが、この制度は国をあげて日本酒のブランド化をするためのものであって、日本で造っている日本酒の方がうまいとか品質の優劣をつけるものではないからな!

とじ先生
さて、ここで「日本酒」という言葉について。
「日本酒」は通称であって、酒税法上では「清酒」という。

「日本酒」という言い方が生まれたのは、江戸時代末期~明治初頭とされていて、定着したのは前回(1964年)の東京オリンピックの頃だそうだ。

とじ先生
先に言った「地理的表示(Geographical Indications:GI)」とは、知的財産権の一種で酒類や農産品の品質や評価、特性がその商品の地理的な産地に由来する場合に、その産地名(地域ブランド)を独占的に表示することができる制度のこと。

具体例だと

フランス・シャンパーニュ地方のシャンペンや、スコットランドのスコッチ・ウイスキー

食べ物だと、神戸ビーフや夕張メロンなども地理的表示の登録がされている。

とじ先生
日本酒の消費量は、残念ながら国内では年々減っているのが現状だ。

しかし海外に目を向けると輸出量は年々増加傾向にあり、海外における日本酒需要が高まっていると言えるだろう。

日本酒は、古来から伝統的製法で造られてきたいわば「文化」でもある。

日本国内では酒税法でキッチリ「日本酒(清酒)」を規定しているので、その製法を守ることが可能だが、海外ではその規定は適応されないので、ヘタすると日本酒とは呼べないものも日本酒として売り出される可能性もあるわけだ。

そういった面から海外に向けて高品質で信頼のおける「日本酒」を守りながら、ブランド価値を上げてさらにアピールしていくのが狙いだ!

参考文献「日本酒の近現代史」鈴木芳行著 吉川弘文館
地理的表示「日本酒」の指定について 国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/minaoshi/pdf/chiritekihyoji.pdf
日本酒GI「山形」取得での欧州での産地ブランド確立へ-出羽桜酒造社長に聞く JETRO ビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/03/92c953fd2aa3bba1.html
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